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#4 切っても切れないゴミ問題【キャンプサスティナビ】

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皆さんこんにちは! 今回の【キャンプサスティナビ】では、キャンプ場でよく見かける「捨てても切れないゴミ問題」についてお話しします。

キャンプに行ったことのある方なら、一度はキャンプ場で気になるゴミに遭遇したことがあるかもしれませんね。キャンプサイトにはどこからか飛んできたゴミ袋の切れ端や、炊事場には排水口に山のようにたまった生ごみ。そして、設置されたはずのゴミ箱には使用済みの炭が放置されていることもしばしば目にすることがあります。(人気なキャンプ場ほどその傾向が強いかも)

こうした「捨てても切れないゴミ問題」はキャンプ場や自然環境にとって大きな懸念です。ゴミが放置されると、野生動物に危害を及ぼすだけでなく、美しいキャンプ場の景観を損ねてしまいます。

環境への影響

キャンプで発生するゴミは、不適切に処理されたり持ち帰られなかったりすることによって、自然環境に悪影響を与える可能性があります。例えば、野生生物がゴミを誤って摂取してしまうことや、土壌や水源への汚染などが挙げられます。

景観の悪化

ゴミが放置されると、キャンプ場や周辺地域の景観が損なわれる可能性があります。美しい自然環境を楽しむために訪れるキャンパーにとっても、ゴミが目に入ることは快適なキャンプ体験を妨げる要因となります。

改めてゴミの分別と処理について

ゴミの分別や処理方法は各自治体によって異なります。
そのため、キャンプ場でゴミを捨てる場合はキャンプ場のルールやガイドラインを事前に確認し、適切なゴミの分別と処理方法に従いましょう。

ゴミの分別方法の確認

キャンプ場やキャンプ場のルールを確認し、どのようなゴミ分別方法が求められているかを把握しましょう。一般的な分別は「燃えるごみ」「燃えないごみ」「資源ごみ(リサイクル)」「ペットボトル」「空き缶」などです。

分別ルールの遵守

ゴミの分別を行う際には、正確なルールを守ることが重要です。キャンプ場が提示している分別方法やルールに従って、適切なゴミを適切な分別袋に入れましょう。誤った分別はリサイクルの効率を下げるだけでなく、環境への負荷を増やす原因となります。

ゴミを持って帰る意識を

キャンプ場によっては燃えるゴミの持ち帰りを求められることもありますので、事前にルールを確認しましょう。焚き火やバーベキューなどで発生した炭は、完全に火を消してから適切な袋に入れて持ち帰るなど注意が必要です。どんな状況でも対応できるよう、常にゴミは持って帰る意識でいましょう。

おわりに

いかがでしたか?
自然を楽しむキャンプ場で自然を荒らして帰るなんて言語両断。
「来た時よりも美しく」はキャンプ場も同様です。
皆さんも自分にできるところから取り組んでいきましょう。


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ライター:Yammy