更新日：2025.09.23

秋キャンプでの虫対策完全ガイド！ブヨ・蚊・蜂から身を守る方法

秋は夏に比べて気温が下がり、虫の活動も減ると思われがちですが、実は秋キャンプでも油断はできません。

特にブヨ（ブユ）、蚊、蜂などは涼しくなっても活発に活動し、刺されると痛みやかゆみ、時にはアレルギー反応を引き起こすこともあります。
快適な秋キャンプを楽しむためには、しっかりとした虫対策が必要不可欠です。

また、秋はキャンプ場によってはブヨが多く発生する場所もあるため、事前にその地域の情報を調べることも大切。
虫に刺されるリスクを減らし、快適で安全なキャンプを目指しましょう。

ブヨ（ブユ）
小さいながらも刺されると非常に痛みが強く、かゆみが長引くのが特徴。
特に川や湿地帯、木陰の多い場所に多く生息。

蚊
気温が下がっても活動を続ける種類もおり、刺されるとかゆみや湿疹の原因に。
特に夕暮れ時から夜間に活発。

蜂（スズメバチやアシナガバチなど）
攻撃的で刺されると痛みやアレルギー反応の危険も。
秋は活動が盛んで、エサを探し回るため遭遇のリスクが高い。

長袖・長ズボンの着用
肌の露出を減らすことは最も基本的かつ効果的な対策。薄手でも速乾性・通気性のある服がおすすめ。

虫よけスプレー・忌避剤の活用
ディート（DEET）やイカリジン配合の虫よけスプレーは効果的。使用前に肌への安全性を確認し、こまめに塗り直しましょう。

網戸・虫除けネットの活用
テントやタープには虫よけネットを設置し、室内空間の虫の侵入を防止。夜間も快適に過ごせます。

明るい色の服を選ぶ
暗い色は虫を引き寄せやすいため、ベージュや薄いグレーなど明るめの色を着るのがおすすめ。

香りで虫を遠ざけるハーブ
レモングラスやシトロネラの香りがするキャンドルやアロマオイルも効果的に虫を遠ざけます。

ブヨは刺されると特に厄介なので、次のポイントを押さえておきましょう。

川や湿地帯の近くは避けるか注意する
ブヨが多い場所ではキャンプサイトの選択を慎重に。

刺されやすい部分をカバーする
足首や首筋など、特に刺されやすい箇所は厚手の靴下やスカーフでカバー。

虫よけ剤はブヨに効く成分を選ぶ
一般的な蚊用の虫よけより、ブヨに効くディート高配合製品が望ましい。

蜂は攻撃性が高いので、次の点に注意しましょう。

香水や強い匂いの化粧品は避ける
蜂を引き寄せる原因になります。

蜂を見かけたら大声を出さず、ゆっくり離れる
慌てて手を振ると刺激して襲われるリスクが。

刺されたらすぐに毒抜き処置と冷却を
症状がひどい場合は医療機関へ。アナフィラキシーショックの可能性もあります。

・虫よけスプレー（ディート・イカリジン配合）
・虫除けネット・網戸セット
・シトロネラキャンドル・アロマオイル
・防虫効果のある衣類・レッグカバー
・虫刺され用の軟膏・冷却ジェル
・コンパクトな携帯虫よけ器（超音波タイプなど）

秋キャンプは涼しくて過ごしやすい反面、ブヨや蜂など夏場と違った虫のリスクがあります。

しっかりした準備と正しい知識で対策をすれば、虫刺されによるトラブルを大きく減らせます。
長袖・虫よけスプレーの活用はもちろん、キャンプ場の環境を事前に調べ、ブヨや蜂の多いエリアは避けるのが賢明です。

快適で安全な秋キャンプを楽しむために、ぜひこの虫対策ガイドを参考にしてくださいね。