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夜の冷え込み対策は万全に!10月のキャンプ快適術

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秋キャンプは過ごしやすい反面、朝晩の冷え込みが厳しくなる季節です。
しかし、しっかりとした対策をすれば、より快適で楽しいキャンプを体験できます。

今回は、10月のキャンプで役立つ防寒対策とおすすめアイテムをご紹介します。

1. 服装は「重ね着(レイヤリング)」が基本

日中は暖かくても、夜になると一気に冷え込みます。
温度調整がしやすい重ね着が基本です。

ベースレイヤー 汗を吸って乾きやすい機能性インナー(ヒートテックなど)で、汗冷えを防ぎます。

ミドルレイヤー フリースや薄手のセーターなど、保温性の高い服で体温を保ちます。

アウターレイヤー 風を通さないダウンジャケットやウインドブレーカーなどで、外の冷たい空気をシャットアウトします。

また、首元や手足の冷えを防ぐために、ニット帽、手袋、厚手の靴下、ネックウォーマーも必須アイテムです。

2. 地面からの冷気をシャットアウト

キャンプの寒さ対策で最も重要なのが「地面からの冷気」です。
これを防ぐだけで、就寝時の快適さが格段に上がります。

厚手のマットやコット テントの下に断熱性の高いインフレーターマットやコット(簡易ベッド)を敷くことで、地面から離れて寝ることができます。

グランドシート テントの下に敷くグランドシートを厚手のものにすることで、底冷えを軽減します。

湯たんぽ・カイロ 寝袋に入れることで、足元から体を温めることができます。使い捨てカイロは貼るタイプと貼らないタイプをいくつか用意しておくと便利です。

電気毛布 電源サイトを利用する場合は、電気毛布やホットカーペットを使うと、まるで家で寝ているかのように暖かく過ごせます。

3. 暖房器具で空間を温める

焚き火はもちろんのこと、テント内を暖めるアイテムも検討しましょう。

ガスストーブ コンパクトで手軽に使えるガスストーブは、テーブル周りやテント内で部分的に暖を取りたいときに便利です。※テント内での使用時は換気を忘れずに行い、一酸化炭素チェッカーも必ず携帯しましょう。

薪ストーブ より本格的にテント内を暖めたい場合は、薪ストーブがおすすめです。煙突をテント外に出すため、一酸化炭素中毒のリスクを抑えられます。

焚き火 焚き火台は暖を取るだけでなく、料理にも使えます。風向きを考慮し、陣幕(風除け)を立てると、より暖かさを感じられます。

まとめ

10月のキャンプは、夏とは違う準備が必要です。

服装や寝床の対策をしっかりと行えば、焚き火を囲んで温かいコーヒーを飲んだり、満天の星空を眺めたりと、秋ならではの静かで美しい時間を心ゆくまで堪能できます。

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ライター:編集部